お知らせ
五段位認定会用の練習粉が決まってないので、
極荒のそば粉で打ってみればと言われ、打ってみました。
いきなり十割は難しいだろうと二八そばを試しに打つことに。
極 荒 1,200g
小麦粉 300g
水 900cc
を用意しました。
ふるいにかけると32メッシュでは、もちろん粉が通らず、
24メッシュでも全部は落ち切りませんでした。
ふるいに残ったものも鉢の中に入れました。
800ccと手水10ccを加水しましたが、
見極めが早すぎました。
練りに入ると硬くて艶が出てきませんが、
なんとかまとめました。
地延しが小さい。38cm。
丸延しは、なんとか65cmに。
角出し3回目の延しに入る前の状態です。
幅が出ていないので、90度振りました。
加水不足のため、麺体が硬く、延し不十分のままたたみました。
横59cm×縦21cm。
駒開き。平打ち麺です。
なんとか切りましたが、
ビニール袋の中には、切りくずが402g入ってます。
茹でるとぶちぶちと切れ麺になりませんでした。
それでも、天せいろやとろろぶっかけそば、鳥南蛮でおいしくいただきました。
そば粉は、甘みがあっておいしいそば粉でした。
また、大量の切りくずは、ガレット(17枚も焼けました!)にして食べました。
*粉がふるいを通りませんでしたが、
加水の見極めや練り、延し、切りの練習になりました。
また、別の粉で試してみたいです。
(HP担当 平賀記)
1月19日の日曜教室では、
賄いそばをくるみ汁で食べました。
*日曜教室*
金子さんの打った賄いそばを
松本さんが作ったくるみ汁で食べました。
くるみと砂糖、みそをすり鉢で擦ってペースト状にします。
そこにめん汁を入れ、さらにすり鉢で擦ります。
*分量は、次のとおりです。(16人分)
くるみ 230g
砂 糖 77g
み そ 77g
めん汁 1300cc
(基本の比率からだとめん汁は、1920ccだけど控えました。)
みそを加えるのがミソです。
賄いそば(ネギとわさび菜トッピング)とくるみ汁
麺によく絡みます
みんなでおいしくいただきました。
令和7年1月5日(日)午後から
さらしな蕎麦打ち講習会が始まりました。
北本道場では、1月から3月までの第一日曜日、第二水曜日、第二土曜日の
そば打ち教室の終わった午後に、受講生等の要望でさらしな蕎麦打ちの講習会を
はじめました。
更科(さらしな)そばを打つのに次の2通りのやり方があります。
①湯練法
②そば糊法
今回の講習会では、①の熱湯を注ぐ湯練法で行いました。
そして、それぞれが1kg玉か500g玉の「しらゆき(白雪)」の
さらしな二八そばを打ちました。
1 さらしな粉800g(400g)と小麦粉200g(100g)を木鉢に入れます。
さらしな粉と小麦粉をよく混ぜてから山を作ります。
2 やかんで沸かした熱湯を粉の量の53%から55%を鉢に入れ、
最初、やけどしないようしゃもじ等の道具を使い(素手でもよい)素早く練り、
素手でまとめて玉にします。
やかんの熱湯をボウルに移し、
粉の山の上に熱湯を注ぎます。
テルモスに入れて注ぐと熱湯が冷めなくていいです。
*さらしな粉の成分は主に炭水化物(でんぷん)であるため、
でんぷんを熱湯で加熱し糊化したそば糊と、小麦粉のグルテンの
粘りを利用してさらしな粉を繋げるのです。
ヘラで素早くかき混ぜます。
だんだんかたまりになってきます。
素手で括っていきます。
粗練りを少ししました。
3 玉をビニール袋で包み、8分から10分間冷水で冷やします。
練る作業は、この後なので、括ったら素早くビニール袋に入れます。
この後の作業で水分が蒸発しないように冷まします。
冷ましている間に鉢掃除をして練る準備をしましょう。
4 菊練で玉の温度が均一になったら延しの作業に入ります。
ヘソ出し
地延し
角出し
四角くなりました。
5 延しは丁寧に、二八そばと同じように、綿棒を転がし加圧し延します。
戻り延しも通用しましょう。
延しは丁寧に。
丁寧に。
文字が透けて見えるくらいに、1mm以下の厚さに延します。
500g玉で60cm×80cmの大きさになりました。
6 延しの目安は、縦150cm×横(幅)80cm
8枚たたみで厚さ1.2cm
12枚たたみで厚さ2cm
8枚たたみ
切る前に5cm幅に印をつけ、切りべらの見当を付けました。
とりあえず5cmごとに4箇所に印をつけました。
(たたんだ手前の折り目のところにメジャーの金具を押しつけて縦に線を入れました。分かります?)
切り
5cm幅を切りべら50本を目指しました。
5cmの目印の手前で50本だったので、1mm以下の細さ?
切り
駒開き
切り
生舟に並べました。
今月は、「しらゆき(白雪)」でしたが、
2月は、抹茶を練り込んで「茶そば」を、
3月は、お雛祭りで2色の「紅白」を打ちます。
*さらしな蕎麦を打つのは、初めてという人も
上手にきれいなおそばが打てました。
また、家に持って帰って食べると家族にも好評でしたし、
意外においしいので、驚いたとのことです。
*茹でる時は、1束ずつパラパラとお湯の中に入れましょう。
ドバッと入れると麺どうしがくっ付いてかたまりになってしまうので
気をつけましょう。
*茹で時間は、10秒から20秒です。
(担当 菅谷・川島、HP担当 平賀記)
第21回上里学園そば打ち訪問
昨年になりますが、
令和6年12月21日(土)に
埼玉県立児童養護施設上里学園に
そば打ち訪問をしました。
この企画はクリスマスの時期に合わせて
子供たちにそばを振舞うもので、
今回で21回目の訪問です。
コロナ禍にあっては休止を余儀なくされていたので、
5年ぶりの訪問となりました。
多くの子供たちがこの日を楽しみに待っていてくれて、
倶楽部の面々も「美味しいそばを打つぞ!」
といつもより力が入りました。
倶楽部会員13人で30kgのそばを打ち、
そば稲荷と二八そばを子供たちや学園のスタッフさんに
振舞うことができました。
また、会員が開発を手掛けたそば粉を使ったジェラート
「そば愛す(そばアイス)」も子供たちにプレゼント
することができました。
幻のそばチョコアイスです
キャラメリゼしたそばの抜き実が混ぜられています
子供たちからは笑顔で「美味しかったー」、
「いっぱい食べたよ!」など喜んでいただき、
「来年も来るからねー」と返して無事に閉会となりました。
(担当 菅谷・福島 記)
川里「江戸流二八そばを打つ」体験教室
令和6年12月13日(金)
川里生涯学習センターに於いて、
第3回目の蕎麦打ち体験教室が開催され
北本教室から9名のスタッフが参加し、
受講生12名を2組に分けて1対1で
500gの蕎麦打ちを体験していただきました。
まず、そば打ちの流れをデモ打ちで鈴木会長が説明します。
調理台が6台あります。
切った麺をバットに並べていきます。
年越しそばが打てたかな
各自打った蕎麦を持ち帰りいただき、
家で美味しく食べていただけるよう
茹で方も指導して
スタッフの打った蕎麦を試食していただきました。
後ろでは、麺を茹でてます。
今回は12名中男性参加者が8人と
年末に向けて蕎麦打ちの人気?が伺える一時でした。
(菅谷 記)































































































