お知らせ

2025-02-09 16:36:00

2月2日(日)の日曜教室では、

こんなやりとりが行われていました。

 

鈴木校長が中島さんの” 切り "を見ています。

 

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生舟への並べ方がもっこりとしてばらけているので、

駒分けをした後、切った時の姿に麺の輪の方を

右手の親指と小指で寄せてつかみ、

左手がそれを受けて持ち上げて打ち粉を振るって、

反対側を斜めにならないように揃えて右手で掴み、

上下を反転させたら輪の方の打ち粉をふるい、

そのまま生舟に輪の方から置いていくようにやってみせます。

 

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右から3束目が鈴木校長の並べた麺です。

早速中島さんも挑戦します。

 

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 右から4、5束が中島さんが教えられたように並べたものです。

最初の1、2束と違い、たいらに並んでいます。

 

 

高橋さんの” 水廻し "です。

川島さんが「指に水が触れないように、

周りの粉を水の上にかけて、

最初は、鉢底に指をつけないで

水廻しをしてみて。」と教えています。

 

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坂井さんの” 本延し "です。

森下さんが「肘を伸ばして、

手首を90度にして、

目の下で体重を乗せて延せば

麺体が引っ張られないで延されていく。」と。

しかし、坂井さんの手首はどうでしょう。

むずかしいなあ。

 

IMG_2034.jpeg IMG_2035.jpeg 森下さんの延し

IMG_2036.jpeg 坂井さんの延し

 

 (日曜教室担当 平賀 記)

2025-02-09 14:08:00

令和7年1月25日(土)の午後から

埼玉県県民活動総合センター(けんかつ)で

全麺協首都圏支部主催による

指導員三級・二級に任用され指導技術の向上をめざす方

を対象とした「指導員技術講習会」が開催されました。

当倶楽部は、会場設営等を担当しました。

 

IMG_1916.jpeg 腰原支部長の挨拶

 

 

 

講習会は、まず第1講は、指導員一級の鈴木光雄氏による

「アドバイスチェックシートの解説と概要」で、

次に行われる「アドバイスシート活用による指導」前の

基本的な指導の考え方の説明がありました。

・各工程を理解し良い麺体が出来、均一に延され、

 高い切り揃え率でそばが打ちあがっていれば、

 作業のやり方は問わない。

・技術指導は画一的なそば打ち指導をするのではなく、

 個性や流儀の多様性を認めることが大切である。

それを踏まえた上で、「目標」に向かったがダメになった

「状態」の「作業」のどこに問題があったのかを受講生と

共に探り、一緒に解決策を考え、受講生が理解・

納得できるようにアドバイスできるよう

アドバイスシートを活用しようというものでした。

 

IMG_1918.jpeg 指導員一級鈴木氏による解説

 

 

 

次の第2講は、5組の二段位実演者と

デモ打ち指導者(三級指導員代表者)との

”技術指導”を各組受講者約20名のグループに分かれ、

アドバイザー(二級指導員)の元、受講者全員による

デスカッション(デモ打ち指導者のチェックをチェック)を

行いました。

ちなみに第2組目の我が組は、

実演者がしらこばと蕎麦打ち会(埼玉県)の松井さん、

指導者にさいたまそば打ち倶楽部北本(埼玉県)の私、平賀が

”技術指導”を行いました。

1kg玉の二八そばを打つのですが、

そば粉の半分の量の水(500cc)を用意するのかと思いきや

計量カップに380ccしか入れません。

もう、ここからいつもやっている北本と違う作業が始まって、

どうして、500ccを用意しないのかと聞くと、

1回目の加水量が多くも少なくもならないように決めているから

とのこと。粉の状態を確認しなくてもとりあえず1回目の加水を

76%と決めて確実にその量を入れ、その後の水廻しされた

粉の状態を見て、残りの120ccを計量し、次の加水量を

決めているようでした。

角出しでは、真ん中を延すのに片手を麺体に乗せ、その手の上に

もう片方の手を乗せていたので、また、どうして?と聞くと

両手を麺体の真ん中に乗せると角が変な形になってしまうから

ということでした。

肉分けも上下の部分を90度ふってから行うなど、

それぞれの工程が新しく見るやり方ばかりで、

こんなやり方もあるのかと感心してばかりでした。

そんなこんなで私の”指導”はほめることばかりで、

その後のデスカッションでは、

1箇所ではなく移動して見るべきだとか、

水の計量を分けてやるのは時間の無駄だとか、

加水の時に確かに天地返しをしていたが、

小さな粒が残っていたなど、

もっと、認定会で時間内に終わるよう、

的確に作業の問題点を指摘しなければいけないと

指導について”指導”されてしまいました。

他の組では、指導者が終始指摘・解説していたり、

実演したりしてもいたようですが。

 

 

第3講は、「粗挽きそば打ち実演と解説」です。

第2組は、さいたま蕎麦打ち倶楽部北本の川島さん(五段位)

による実演・解説が行われました。

五段認定用そば粉の1.5kgの十割そばが打たれていくのを

質疑応答を交えながら見学しました。

 

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 (HP担当 平賀 記)

 

2025-01-23 15:09:00

1月18日(土)倶楽部例会では、

会議後、鈴木会長による「粗挽き粉」の

実技研修がありました。

まずは、パワーポイントで作った

「粗挽き粉のそば打ち技術を考える」を

プロジェクターで投影し、鈴木会長の講義がありました。

pdf 粗挽き粉の.pdf (0.03MB)

ここでは、次の2点が重要項目としてあげられました。

1水廻しを考える ー 粗挽き粉の水分浸透度から

 ①粗い粒子への水の浸透に時間差が発生

  粉に水が行きわたる水量を一回目に加水し、

  大粒を撹拌、湿式粉砕する。

 ②水を十分浸透させて粒状の小塊を造る

  細粒から中粒へ(ゴマ粒から小豆粒へ)

  第二加水以降は粘りが出ないよう50cc程度ずつ

  加水し、撹拌する。

  粉をばらしながら撹拌し、加水し架橋液膜により造粒する。

  水が橋渡しとなって粒どうしが結びつきだんだんと大きくなる。

 ③50cc程度の加水を複数回繰り返し、中粒くらいにし、

  水の浸透度と粘り出し具合を確認、最終加水を判断する。

  できるだけ小さい粒の状態を維持するように水廻しし、

  見極める。(梅干し大のブロッコリーの状態を造る)

 

2練りを考える ー 巻き込む練りの効果

 ①くくった玉を巻き込む(二つ折りにして練る)を繰り返し、

  それにより、麺の断面がバームクーヘン状になる。

 ②巻き込む練りの効果

  ・表面が上に引っ張られる

  ・表面付近の水分や空気が外へ押し出される

  ・余分な空気や水分が徐々に外側に押し出される

  ・” つら ”が出る(この外側に出された水分で生地の

   底がしっとりとなる)

3それから、もう1点

 地延しの縁(ふち)は、本延しの四辺になる。

 

 

続いて、福田さん(五段位)による粗挽きそばのデモ打ちを

鈴木会長に解説してもらいました。

 

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五段粉の状態

 

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切り

 

朝比奈さんの感想です。

五段粉粗挽き10割・・しっかりとうまくまとまっていると思いました」

 

  (HP担当 平賀記

 *写真が少なくて申し訳ありません。

 

2025-01-21 09:59:00

五段位認定会用の練習粉が決まってないので、

極荒のそば粉で打ってみればと言われ、打ってみました。

いきなり十割は難しいだろうと二八そばを試しに打つことに。

 

 極 荒 1,200g

 小麦粉  300g

 水    900cc

を用意しました。

ふるいにかけると32メッシュでは、もちろん粉が通らず、

24メッシュでも全部は落ち切りませんでした。

ふるいに残ったものも鉢の中に入れました。

 

IMG_1870.jpeg握っても崩れる

IMG_1871.jpeg24メッシュのふるいに残る

 

IMG_1872.jpegあおってあおって水回し

800ccと手水10ccを加水しましたが、

見極めが早すぎました。

練りに入ると硬くて艶が出てきませんが、

なんとかまとめました。

IMG_1873.jpeg菊煉

IMG_1874.jpeg鏡餅

 

 

地延しが小さい。38cm。

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丸延しは、なんとか65cmに。

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角出し3回目の延しに入る前の状態です。

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幅が出ていないので、90度振りました。

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加水不足のため、麺体が硬く、延し不十分のままたたみました。

横59cm×縦21cm。

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駒開き。平打ち麺です。

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なんとか切りましたが、

ビニール袋の中には、切りくずが402g入ってます。

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茹でるとぶちぶちと切れ麺になりませんでした。

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それでも、天せいろやとろろぶっかけそば、鳥南蛮でおいしくいただきました。

そば粉は、甘みがあっておいしいそば粉でした。

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また、大量の切りくずは、ガレット(17枚も焼けました!)にして食べました。

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*粉がふるいを通りませんでしたが、

 加水の見極めや練り、延し、切りの練習になりました。

 また、別の粉で試してみたいです。

 

    IMG_1887.jpeg なんだこれ?おそば?

  (HP担当 平賀記)

2025-01-21 04:50:00

1月19日の日曜教室では、

賄いそばをくるみ汁で食べました。

 

 

*日曜教室*

 

 

 

IMG_1855.jpeg700g玉を極める

粗挽きの粉の十割そばの水回しIMG_1856.jpeg

IMG_1857.jpeg左上の角が四角くするには‥‥

薄く延したつもりが厚くてIMG_1858.jpeg

IMG_1860.jpeg十割の練り

切りにみんなの目が集まるIMG_1863.jpeg

 

金子さんの打った賄いそばを

松本さんが作ったくるみ汁で食べました。

 

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くるみと砂糖、みそをすり鉢で擦ってペースト状にします。

そこにめん汁を入れ、さらにすり鉢で擦ります。

 *分量は、次のとおりです。(16人分)

  くるみ 230g

  砂 糖 77g

  み そ 77g

  めん汁 1300cc

(基本の比率からだとめん汁は、1920ccだけど控えました。)

みそを加えるのがミソです。

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賄いそば(ネギとわさび菜トッピング)とくるみ汁

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麺によく絡みます

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みんなでおいしくいただきました。

 

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