お知らせ
11月5日(日)は、第1日曜日で、日曜教室の日です。
新しく自分の包丁を手に入れたYさん。
「角が立ったそばが、食べた時においしいって感じるんです。」
包丁の真ん中を使って、最後の一束の難しいところを切る。
Wさん。
「そば打ちは、奥が深い。毎回気付かされることが多くて。」
延した麺体を畳んで、打粉をふる。
ダマにならないように上半分全体にふろう。
Nさんは、延しの時に麺体が鮫肌になってしまって、
鈴木校長に延しを教えてもらっている。
「目の下で細かな麺棒の動きで延さないとね。」
Tさん。
北海道から帰ってきた佐野さんに教えてもらっている。
横浜から教室に通っているSさんは、
「水回しがよくなった。」と校長に褒められている。
七段位の加藤さんが見守る中、
お昼前の教室は、熱気に包まれている。
教室に通い始めて、2回目のKさんも打ち始めた。
秩父で提供する「らんまん鴨そば」の汁は、どうしようか。
みんなが打っている脇で汁を検討中。
Tさん。
「ちょっと、今日は、切りが上手くいかない。」
秩父の「もりそば」は、こんな風にパックに詰めて‥と
シュミレーションしてみる。
本庄市牧西にある「ひまわり」は、
社会福祉法人本庄ひまわり福祉会の
障害福祉サービス事業所(生活介護)の役割を担っています。
倶楽部では、10月27日(金)に今年で6回目になる
『そばを楽しむ会』の活動を実施しました。
メニュー:もりそば そば稲荷 かき揚げ天ぶら まいたけの天ぷら
新そばが出始めるこの時期、施設利用者の方たちは、
我々倶楽部の会員4人が同時に打つ
そば打ちのデモンストレーションを
2回、交代で見学、
また、3~4人一組3班で
そば打ち体験を行ない、
もりそばとそば稲荷、かき揚げ天ぶらを食べる昼食会を
とおして、存分に” そば “を楽しみました。
お土産に利用者の方たちが焼いたクッキーをいただきました
施設の利用者の方たちと記念撮影
我々もまた、施設利用
者との交流をとおして
” そば ”から与えられるかけがえのない喜びを
感じることができました。
(記 ひまわり担当 平賀)
今日は、水曜教室で、
私は担当ではなかったが、
27日(金)の本庄ひまわり福祉会
「そばを楽しむ会」の準備のため
道場に行くと調理場がにぎやか。
来月19日(日)のちちぶ荒川新そばまつり
に提供するそばの試作品を前に
ああじゃないこうじゃないと意見を出し合っている。
先の朝ドラ「らんまん」をリスペクトした” そば ”
題して「らんまん風 鴨そば」
武雄と綾が屋台で出した味の復刻を試みたという。
まだまだ改良の余地ありとする意見もあり、
さて、11月19日のちちぶ荒川新そばまつりでは
どんなそばになりますか。
賄いそばの後、デザートがありました。
久保田さんのお母さん直伝の久保田さん作成のマロングラッセ!
おいしい。
(文 HP担当平賀)
10月14日(土)、15日(日)の2日間
寄居町にある荒川と深沢川に挟まれた断崖絶壁
の上に築かれていて、天然の要害をなしている
鉢形城のそばの埼玉県農業団体教育センターにて
令和5年度全麺協そば道四段位埼玉認定会が
開催されました。
1日目は、快晴の青空のもと40名が技能審査に挑戦しました。
2日目は、雨降りの中、加水率を心配しながら30名が挑戦しました。
コロナ禍のため、ここしばらくは観客を入れない認定会が続いていましたが、
今年度から見学が復活し、観客に見つめられ、しーんと静まりかえり
緊張した空気が張りつめる中、「よーい、始め」という号令のあと
技能審査がスタートしました。
水回し
*2日目の審査の模様から
カウントダウンが始まると
時間内に片付けまでが終わるのかハラハラします。
受験生の皆様は、”40分間”の中で
日頃の稽古の成果を遺憾無く発揮できたことでしょう。
*審査員長の講評
1 厚みの確認があまいので、充分行ってください。
厚みの違いが、その後8枚にたたんだ時に
重なった分影響が出てきます。
2 打粉の使い方を工夫しましょう。
今後、皆さんが指導して行く上で、
大きくかかわってきます。
合格された方は、1日目が40名中31名で
2日目が、30名中21名でした。
( *全国のそば道四段位の名簿
https://zenmenkyo.com/pdf/4dan.pdf )
そして、スタッフの皆様、
準備の段階から後片付けまで、
大変お疲れさまでした。
(HP担当 平賀 記)