お知らせ

2024-06-10 22:01:00

2024年5月31日

倶楽部の会員 市川 祐助さんが亡くなられました。

享年77歳でした。

「 年を重ねると時間の経過が益々はやまってくるのを感じます。

 今年ももう半年が過ぎてしまいました。また永年一緒にそば打ち

 活動をしてきた人が御昇天されるということは寂しい限りです。

  市川祐助様は、分桜流彩の国そば薀蓄の会発足当時からそば打

 ちをはじめられ楽しんでいただきました。

  市川さんは段位に拘らずもう四段位、五段位の技能がありなが

 ら段位を取得せずに黙々とそば打ちを楽しんでおられました。

 

  健康を害してしまい長らく療養につとめられておりましたが、

 この度は誠に残念です。心からご冥福をお祈りいたします。

  合掌

 

    加藤 憲                      」

 

 

 

「 本日(2023.6.7)、倶楽部の黎明期からの古い会員であった市川祐助

 さん告別式に加藤さんと参列してきました。

  元の職場で同じ建築職として活動し遊び仲間でもあったし、俱楽

 部にも私が誘いましたので惜別の思いは禁じえませんでした。

    鈴木 光雄                     

 

亡くなる前、おそばを食べたいと家族と一緒に道場に行きました。また、

自宅の1階で過ごすことが多く、メール等で倶楽部の活動を気にしていま

した、と奥様がおっしゃっていました。

 

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       *2012.2.26 三段位認定埼玉大会(けんかつ)にて、三段位合格 

 

 

ご冥福をお祈りします。          (HP担当 平賀)

 

 

2024-06-03 11:55:00

倶楽部の5月例会は、

会議のあと、そば料理の実技研修でした。

鈴木会長のレシピ(別添)をもとに

普通の細く打ったそばを使ったそば稲荷と

太そばを使った料理(そばサラダ、そば

の胡麻和え、そばチップ、そば汁粉)、

それに漬け鮪の蕎麦の実まぶしを作りました。

 

 

IMG_9158.jpeg   一人5品

 

 

 

 

最近は、賄いそばももりそばばかりだし、

コロナ禍以降そば会も開いてないしということで、

久しぶりにみんなで、と言っても五段受験者たち等は、

尾道へ行っているので、残った8名での研修会でした。

 

 

IMG_9143.jpeg 玉ねぎを刻んだり、 

 IMG_9142.jpeg 胡麻を擦ったり

 

 

IMG_9146.jpeg 太麺は、長いので

 IMG_9148.jpeg  半分にちぎって揚げます

 

 

IMG_9154.jpeg そば汁子

 

 IMG_9155.jpeg  

 レシピにないワラビのおひたしもおいしい

 

 

 

 

普通の細いそばと太そばを同時に打つ技を教わりました。

角出しが終わり、肉分けのあとの本延しで、

真ん中の3分の2ずつを普通に延し残りの3分の1は延さない。

 

 

 

 

漬け鮪にまぶす蕎麦の実は、

フライパンで炒ったあとすり鉢で軽くつぶします。

 

IMG_9156.jpeg 漬け鮪のそばの実まぶし

 

 IMG_9157.jpeg そばの胡麻和え

 

 

 

メニューとしては、たくさんありましたが、

そばの量は1kgです。

みんなでそばの話をしながらおいしくいただきました。

 

 

IMG_9151.jpeg 

そばチップを摘み食い

そば料理は、楽しい。

  

pdf 20240524そば料理資料.pdf (0.06MB)

 

 

 (HP担当 平賀記)

 

2024-05-24 18:22:00

まあ、そば打ち上達に関係あるのかないのか分からないですが、

ちょっと、コーヒーでも飲みながらお付き合いください。

新井白石の「蕎麦麺」という漢詩についてです。

先日、「いつかたこぶねになる日」(小津夜景:著、新潮文庫)

をぱらぱらと立ち読みしていたら

" 空気草履と蕎麦 "の章に目が止まる。

新井白石の以下の漢詩の

著者小津夜景氏による翻訳が面白い。

きれいなそば打ちの景色が見えてきます。

新井白石もそばを打っていたのでしょうか。

 

蕎麦麺

落磨玉屑白皚皚

素餅団円月様開

蘆倒孤洲吹雪下

蓬飄平野捲雲来

鸞刀揮処遊糸乱

翠釜烹時畳浪堆

萊箙葷葱香満椀

肯将麻飯訪天台

 

蕎麦

石臼(いしうす)から落ちる玉屑(ぎょくせつ)はまっしろにかがやき

素餅にまるめた生地を満月にひろげてゆく

中洲(なかす)に倒れた蘆(あし)に雪が吹き下ろすかのように

麺棒(めんぼう)をよこたえて打ち粉をまぶし

平野を転がる蓬(よもぎ)が曇を巻きつけるかのように

麺棒をうごかして生地を巻きとる

美しい包丁で刻めば蜘蛛(くも)の糸となってみだれ

麗(うるわ)しい釜(かま)で茹(ゆ)でれば重なる波となってゆれる

大根おろしと長ねぎの香りが椀(わん)に満ちれば

なんで胡麻飯(ごまめし)を食べに天台山まで行く気になろう

 

*新井白石(1657明暦3年〜1725享保10年)

 江戸中期の朱子学者・政治家(角川日本史辞典)

*漢詩出典(新井白石全集 第5巻1977年国書刊行会)

 

この漢詩の後の小津夜景氏の文章がこれまたいいのだが、

これは、どうぞ文庫本を手にとってみてください。

 

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  (HP担当 平賀記)

2024-05-23 18:01:00

全麺協そば道段位

初二段位、三段位認定会埼玉大会がそれぞれ

令和6年5月18日(土)、5月19日(日)に

吉見町民会館フレサよしみにて

特に三段位については、

全麺協埼玉県会員協議会による実行委員会

が主管し実施されました。

 

 

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いちごの里吉見の田園風景の中に

ちょっと風変わりな建物があり、

その中の小ホールで認定会は、行われました。

 

 

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緊張感と静寂の中、そば打ちの音と

計時係の残り分数を読み上げる声と

審査員の打ち台をめぐる足音だけの会場で

受験者の皆さんは、普段の稽古で磨いた力を

十分に発揮できたことでしょう。

 

 

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初段位 受験者数14名 合格者14名

    合格率100%

    最優秀者 金澤 康弘さん(彩蕎一門会)

 

二段位 受験者数10名 合格者10名

    合格率100%

    最優秀者 松井富士男さん(しらこばと蕎麦打ち会)

 

三段位 受験者数15名 合格者12名

    合格率80%

    最優秀者 森 隆さん(彩蕎一門会)

 

 

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上記の審査結果が出るまでの間、

18日は、小林 浩さん(さいたま蕎麦打ち倶楽部北本)

19日は、米田 千鶴さん(彩蕎一門会)

に、三段位認定会で使用した粉で二八そばのデモ打ちを

披露していただきました。

 

小林さんは、そば道五段位を保有し、

沖縄県や新潟県へ赴きそば打ちの輪を広げています。

 

 

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米田さんは、昨年度行われた

第1回全麺協 そば道五段位全国大会で

女流部門で優勝されました。

 

 

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受験者のみなさん、審査員のみなさん、

デモ打ちのみなさん、

そして、スタッフのみなさん

お疲れ様でした。 

 

 

  ・・・HP担当 平賀記

2024-05-01 17:25:00

令和6年度全麺協そば道段位認定会(初段・二段)の開催要項の

そば打ち台の寸法等に記載誤りがありましたので、

令和6年4月30日付けで受験者に対し次のとおり周知しました。

pdf 計量カップ等令和6年4月30日訂正.pdf (0.05MB)

 

    さいたまそば打ち倶楽部北本 初二段認定会担当 平賀 義昌

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