お知らせ

2022-04-25 20:24:00

4月23日(土)午後、定期総会終了後、4月例会を実施しました。
まず、そば打ち稽古でどうしても出てしまう「きりくず」を捨ててしまうのではなく、
「ガレット」というフランスのブルターニュ地方の郷土料理に姿を変えて食べよう!
という調理実習を行いました。
日本で蕎麦のことを”黒麦(くろむぎ)”というようにブルターニュ地方でも
やせた土地で小麦が採れなかったことから、蕎麦の栽培が推奨されていて(注1)、
*注1「クレープリー ティ・ロランドのガレット&クレープ」(誠文堂新光社)より
小麦粉(ブレ)に・黒色(ノワール)をまぶしたような粉が採れるため黒麦を呼ばれています(注2)。
*注2「ブレノワール」(森 絵都:著”チーズと塩と豆と”(集英社文庫)に所収)
ガレットの生地を焼いて、フリルレタスや水菜、たまねぎ、キュウリとイカフライを巻いて食べたり、
ガレット・コンプレット(完璧な、完全な、すべて入っている)の玉子の黄身やチーズに舌鼓を打ったり、
イチゴとホイップクリーム、あるいはクリームチーズとあんずジャムを載せて折り畳んでデザートを楽しんだり、
会員みんなで作って食べて、「これからは、きりくずをたくさん作るか」などという意見まで出てしまいました。

 

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次に、” おそば屋さんの「とり南蛮カレー蕎麦」を目指して ”とおそばに使うカレー粉(ターメリック、コリアンダー
クミン、七味をブレンドした中に片栗粉と中力粉を混ぜたもの)を甘汁で溶いて簡単にカレー汁を作れます。
時間がなかったので、例会ではとり南蛮カレー蕎麦は作れませんでしたが、土曜教室のあと、お昼ごはんの賄いで
担当会員のみ、とり南蛮カレーうどんと蕎麦を作って食べたのでした。
今回は、そばそのものではなく、そばを想う料理に接する例会でした。

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4月例会担当 渡辺、平賀

 

2022-04-01 19:52:00

3月27日(日)秩父の恒持庵様から3名の方々が北本教室に体験研修にご来訪いただき、
鈴木会長より工程ごとにアドバイスを受けながら見事な細い蕎麦を打上げました。

糊づくり.jpg鈴木会長による指導.jpg

今回は1kg1名と700g2名で湯ごねの「友つなぎ」方式で実施

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3名共に薄く延ばす(目標は1.2mm以下)本延しでは苦労していた様子でしたが、
仕上げはきっちり纏めるところは流石でした。
北本からは他に現在練習中の久保田・菅谷が補助として参加しました。
3人の麺棒使いと細切り技術手法を学び、出来上がった麺を試食しながらの
懇談で親睦を深めました。

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