お知らせ
2023-10-12 23:58:00
羽生の友人が栽培しているソバ畑を10月の始めに訪ねました。
「ソバの群落には、めしべが長い『長柱花』個体と、
短い『短柱花』個体があり、出現比率は1対1である。
異なる花柱の型の間でのみ受粉が可能で、典型的な
他家受精作物である。花の構造的な特徴は、長柱花個体の
花粉粒は小さく、短柱花個体では大きい。
によるもので、異型花柱性(ヘテロスタイリー)と呼ばれて
いる。長柱花には短柱花の花粉が必要で、反対に短柱花には
長柱花の花粉が必要である。
(中略)
ソバの小花には8本のおしべがあり、その基部には8個の
蜜腺がある。その蜜を求めてミツバチ、チョウ、ハナアブ、
アリなどが訪れ、その時に受粉が行われる。」
(「新版 そば打ち教本」一般社団法人全麺協編 柴田書店 第14章より)
雨降りの日だったのであまり感じなかったけど、ソバの花の香りは、独特です。
酸っぱいような、ちょっと強烈な感じ。
そういえば、以前食べたソバのハチミツも濃厚な香りで、
好き嫌いがあると思いました。
ちょっと、麺になったもりそばからは想像できない。
友人曰く、収穫は、10月末か11月第1週とのこと。
また、訪ねたいです。
(HP担当 平賀 記)